折れ伏せ作業/来迎図の修理仕立て直し
「来迎図」(機械表具)の修理仕立て直しです。表具師とは程遠い素人作業の粗悪品です。
和額装/欄間額
公共施設の額です作業場では大きいですが、納品して掛けてみるとそんなに大きくはないですね^^:)大きい小さい関係無しで「額装」は比較的簡単な作業です。
古軸洗い修復/湿気によるシミの修復
湿気によるシミの修復。永年掛け放しの御軸で、本紙が畳一帖位の大きさです。「布海苔」でまずは本紙を押さえます。「煤だし」の後「肌裏打ち」をしました。「総裏打ち」打ち刷毛を丁寧にあてます。
本紙洗い/時代による日焼け・蠅糞シミ・亀裂&分離の修復
出来るだけ綺麗にと御要望で画仙紙本来の色まで洗いました。この程度なら「お茶の子歳々」です。墨の無い部分に補彩を施せば完成!
砕け本紙修理/曼陀羅
砕けてボロボロ!おまけにセロテープでベタベタ!まるでジグソーパズルです。 どうしても見つからなかった部分は裏をあげた(捲った)紙で補修。 最後に「洗いに掛けて」なんとか修理完了!後はお客さまが「額」に入れるそうです。